ミライガク2018
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東洋英和女学院大学

中学英語って実際に使えるの?
~英語ネィティヴの世界を覗いてみよう!~

近年、学校の英語の授業でスピーキングやライティングが重視されてきていますが、進学を目指すみなさんにとっては、やはり問題を読んで解く勉強に力を入れていることでしょう。でも、学んでいる英語がネィティヴスピーカーとの対話に生かせると実感できたら、日頃の勉強にやる気がわいてきますよね。
6月9日に東京流通センターで開催された「ミライガク」の東洋英和女学院大学のブースでは、中学英語が実際の英語のコミュニケーションで活用できるのかを講義。そのときの様子をレポートします!

日本語と同じように、
英語にも丁寧な表現の仕方がある

 今回のブースでは、国際社会学部国際社会学科の高橋基治先生が、中学英語で表現できるさまざまなフレーズに対してネィティヴスピーカーが感じる印象についてクイズ形式で講義を行いました。
 みなさんの中には、「英語には、日本語の“~でいらっしゃる”や“お~する”のような丁寧なことばや表現はない」と思っている人がいるかもしれません。確かに英語には日本語のような尊敬語や謙譲語に相当することばはありませんが、相手の気持ちを配慮する丁寧な表現の仕方、言葉の使い方があります。中学校で習う文法を用いた丁寧な英語表現を、実際のネィティヴスピーカーとのコミュニケーションを想定して、考えてみましょう。
 例えば、海外からの初対面のお客さんに対して「どうして日本に来たのですか?」という一言。中学英語を使って「Why did you come to Japan?」と答える人が多いかもしれません。しかし高橋先生によると「ネィティヴスピーカーにとってWhyはストレートな表現なので、よく知らない初対面の人にいきなり使うのはふさわしくありません」とのこと。好ましい英語表現は「What brought you to Japan?」。直接的に「なぜ」と問うのではなく、あなたを日本へ連れてきた原因は何、とその「原因」を問うているので間接的になります。その分相手に遠回しに響きます。

学校で習った文法をそのまま使うと、
相手にネガティブな印象を与えることも

 「お名前よろしいですか?」も、初めて会ったネィティヴスピーカーに尋ねる定番フレーズですね。中学英語の文法に慣れた私たちはつい「What’s your name?」と言ってしまいがちですが、改まった場では「May I ask your name?」の方が好ましいと言えます。「May I~」で控えめな姿勢を示すことができます。
 「Can you speak Japanese?」(日本語を話せますか?)も、ネィティヴスピーカーの耳には時として「日本語を話す能力(can)があるのか」と聞こえてしまい、直接的でネガティブな印象を与えてしまうとか。この場合、相手に配慮した言い方は「もし私が日本語を使ったら気にしますか」のようにIを主語に立てて「Do you mind if I use Japanese?」とすることでスマートな言い方に変わります。
 このようなさまざまな事例を通して、相手の気持ちや立場をふまえた丁寧な表現が中学英語の文法レベルでもできることがわかり、講義を受けた多くの生徒たちも納得した様子でした。
 その他にも、英語での表現を場面に応じて使いこなすことは大切ですが、発音にも注意が必要とのこと。sitとshitなどのように発音によっては、相手に失礼な言葉に聞こえてしまうという落とし穴があります。正しい発音もしっかり身につけたいですね。

“Now or never.”今から始めて続ければ、
必ず英語を使えるようになります!

 講義の最後に、これからもっと英語を学び活用したいという高校生のために、学習の仕方について高橋先生からアドバイスがありました。
 「英語が使えるようになるには、“学習と練習”の両方が必要です。その比率はおよそ4:6。英語はかけた時間は、裏切りません。また、英語と日々触れる習慣作りに成功した人が英語を最終的にモノにすることができます。さあ、“Now or Never!(いつやるの?今でしょ!)”。家に帰ったら、さっそく英語の学習と練習を始めましょう。あなたの未来の英語力は今何をしているかで決まります。」
 講義を行った東洋英和女学院大学の英語教育の大きな特色は、学生の興味・関心や目的に応じた学びが実現することです。全学部全学科1、2年次の英語は必修で、専門領域に特化した英語を学ぶこともできます。海外留学先は11カ国19校におよび、国際社会学科と国際コミュニケーション学科では、希望者は原則全員留学できる語学留学プログラムがあります。専門科目を英語で学ぶ、資格取得や就職のための語学講座を受講するなど、卒業後の進路を見据えて学ぶことができます。
 本校のオープンキャンパスでも、体験授業や個別相談などを通して、英語教育や専門分野の学びの魅力を体験できます。ぜひキャンパスに足を運んでみてください。