ミライガク2018
マイナビ進学
食

関東学院大学

食と栄養の側面から人の健康を
サポートする仕事。
管理栄養士が知っておくべきこととは?

高校生のための体験型進学イベント「ミライガク」。その中でも、ひときわ大きなスペースで30名の学生が迎えてくれた関東学院大学のブースを訪問。出展していた栄養学部管理栄養学科では、管理栄養士を目指し、栄養・食品・身体の仕組みなど幅広い分野を学んでいます。今回は、管理栄養士になるために欠かせない3つの学びを実際に体験してきました!

このお米は新しい?
色の変化で一目瞭然。米の鮮度を調べてみた!

 日本人の主食であるお米は、徐々に消費量が減ってきていると言われています。そこで、少しでもお米に興味を持ってほしいという願いが込められて企画されたのが、米の鮮度判定実験コーナー。
 pHによって色が変わる試薬が入ったチューブに2,3粒の米を入れて激しく振ると、試薬の色が変わります。pHとは酸性や中性をあらわす単位で、お米は鮮度によってpHが異なるため、pH(試薬の色)の違いでお米の鮮度を判定できます。収穫から時間が経過して、鮮度が低下したお米は脂肪酸などの酸性物質が蓄積するため酸性になり、試薬の色は赤色に。新米のような鮮度が保たれているお米は中性のため、試薬の色は緑色に変わります。収獲してすぐに冷蔵庫に保存することにより脂肪の分解などが抑えられるので、新米と同等の鮮度(おいしさ)を保つことができるとのこと。こうした食品の特性や正しい保存方法の理解は管理栄養士にとって必要な知識であり、その内容は管理栄養士の国家試験にも出題される重要項目です。

栄養指導に欠かせない、
身体データを読み解くチカラ。

 男子生徒で賑わっていたのは、体組成測定のコーナー。スポーツ栄養を研究するゼミの大学生から、体組成計を使って、体重のほか、肥満度を判定するBMIや基礎代謝、内臓脂肪レベルを測定してもらいました。自分のデータが書き込まれた用紙には、それぞれの指標についてのメモがあり、標準値と比較することができます。男子生徒が気にしていたのは体脂肪率や筋肉率。脂肪率は低いか?骨格筋は高いか?を比べ、学生スタッフからのフィードバックを受けて、一喜一憂していました。
 管理栄養士には、こうしたさまざまな体組成データを読み解いて栄養指導ができる力が求められます。授業「運動生理学」では、運動の前後に各種データがどう変化するのかを見て、分析したりするのだそう。“スポーツに強い大学”として有名な関東学院大学では、スポーツ選手を栄養面からサポートする興味から入学してくる学生も多いのだとか。こうしたスポーツ栄養の知識は、高齢者の健康づくりやリハビリなどでも生かせる知識。幅広い分野での活躍が期待できます。

普段の食事から健康チェック!

 自分の身体を知った後は、栄養相談コーナーへ。食生活と健康は密接な関係にあります。食生活が乱れると風邪を引きやすくなりますね。でも健康になるために「1日に◯◯◯◯キロカロリー必要」とか「タンパク質は◯◯グラム」と言われてもピンとこないもの。栄養相談コーナーでは、普段の食事から何をどれだけ食べたらいいのかがわかります。まずは昨日の朝昼夜の食事メニューを記入し、食事バランスに偏りがないかをチェック。厚生労働省・農林水産省による食事バランスガイドと照らし合わせ、学生スタッフから、何が不足しているか、何が摂りすぎているのかをアドバイスしてもらいました。
 関東学院大学 栄養学部の授業は、講義科目と実験・実習科目で編成されており、例えば、「解剖生理学」の後に「解剖生理学実験」、「調理学」の後に「調理学実習」という様に、講義科目と実験・実習科目が連動したカリキュラムになっています。また、実験・実習ごとに班の組み替えがあり、チームで協力して課題に取り組むうちに自然と学生同士の距離も深まるのだとか。こうしたカリキュラム編成、学び合いの仕組みが結果に現れ、今年の卒業生の管理栄養士国家試験の合格率も好調でした。
 今回ミライガクに参加できなかった人も大丈夫!関東学院大学のオープンキャンパスも体験を中心としたわかりやすい模擬授業を開催しています。自分の健康チェックをしながら、楽しんで管理栄養学科の学びを体験してみませんか?